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生活

【エアコン】室外機の配管を自力で補修してみた【断熱材】

エアコンエアコンの室外機を結ぶ配管

普段気にしたこともなかったのですが、ふと見るとボロボロにっ!

断熱材が劣化して銅管がむき出しになり酸化して黒くなった室外機の配管(外壁側)

配管用断熱材がボロボロになって剥がれて、中の銅管がむき出しになっています!

ベランダの日差しがガンガン当たるところに10年。
断熱材が劣化してしまったようです。

断熱材のみなので

自力で交換

してみました!

交換用の材料をご紹介!

まずは交換用の材料の購入から。

結論からいうと、

ロイヤルプロ

ロイヤルホームセンター

に売っていました!

材料一式はこちら。

ベランダの床に置かれた修繕用素材。左から断熱パイプカバー2m×4本、配管用テープ(5本入り)、配管用パテ、電気絶縁用ビニルテープ。
配管修繕用素材一覧

①配管用の断熱材

配管用の断熱材ロイヤルプロに売ってました。
店員さんに教えてもらって購入。

エアコンは、大小の銅管2本1組で配管されており、

電気出力量によって、

2分3分(にぶさんぶ)

2分4分(にぶよんぶ)

2種類があります。
電気出力量6.3kw以上のエアコンは2分4分を使用するケースが多いんだそうです。
口径6.35 mmだと2分9.52mmだと3分12.70 mmだと4分と言うんだとか。

我が家は2分4分を購入。

長さは

2メートル

で売られていました。
我が家の配管は2メートル50センチくらいだったので2本購入です。

お値段は、1本当たり

2分379円(税抜)

4分529円(税抜)

お安いですね。

具体的な製品名はこちら。

2分6.35 mm)は
因幡電工
耐熱パイプカバー PME-07-08

3分9.52mm)は
因幡電工
耐熱パイプカバー PME-10-10

4分12.70 mm)は
因幡電工
耐熱パイプカバー PME-13-10

という名前でした。

エアコンの電気出力量の違いによって

買う耐熱パイプカバーの組み合わせが変わる

のでご注意を。
エアコンの配管が
2分3分の方は、上記の1番上と真ん中を、
2分4分の方は上記の1番上と1番下を
それぞれ購入することになりますね。

②配管用テープ

パイプカバーの上からぐるぐる巻きにして固定するテープです。

配管用非粘着テープ「ネオピタテープ」50mm×18m(5本セット)の商品外観(正面図)
配管用非粘着テープ

5こ入りです。

こちらはノーマルのロイヤルホームセンターに売っていました。

お値段は、

5こ入りで949円(税抜)

です。

こちらの製品名は

因幡電工 非粘着テープ
ネオピタテープ
50mm×18m
アイボリー HS-50-I

です。

③ビニルテープ

部分部分をしっかり固定するのに使いました。

共和 ミリオンビニルテープ19mm×10m 白 HF116Aの外観写真
電気絶縁用ビニルテープ

こちらもノーマルのロイヤルホームセンターに売っていました。

お値段は、

99円(税抜)

です。

こちらの製品名は

共和 ミリオンビニルテープ
19mm×10m 白 HF116A

です。

④パテ

配管室内に通すを塞ぐのに使用します。
今回見たらかぴかぴボロボロだったので、ついでに交換です。

エアコン配管用シールパテ アイボリー HAP-200-Iの外観写真
エアコン配管用パテ

こちらもノーマルのロイヤルホームセンターに売っていました。

お値段は、

79円(税抜)

です。

こちらもネットでも買えますよ。

因幡電工
エアコン配管用シールパテ
アイボリー HAP-200-I

作業手順をご紹介!

まず前準備。エアコンコンセントを抜きます。

エアコン下部に伸びるプラグを同じく下部にあるコンセントから抜いた状態の写真
安全のためプラグをコンセントから抜いた状態

②パテ部分を外します。

エアコンの配管を外壁から通す穴を塞ぐパテを取り除く作業をする人の写真

パテぱかっ!

エアコンの配管を外壁から通す穴を塞ぐパテを外壁から剥がし浮かせた状態の写真

パテを取り外したもの。かぴかぴボロボロです。

外壁から取り除かれた、黒ずんでボロボロの古いパテ

③配管を束ねているテープを剝がします。

まず、カッターで切れ目を入れてー

2本まとめて縛られた配管のテープをカッターで切っている人の手の写真

ベリッと。

2本まとめて縛られた配管のテープをカッターで切った切れ目からテープをめくって中身の配管を露出させている人の手の写真

中から2分4分(にぶよんぶ)配管ドレン管が出てきました。
ドレン管は排水に使うやつですね。

上部のテープを剥がしたところが、こんな感じ。

外壁の穴から伸びる2本の配管に巻かれたテープを剥がして上部の古い断熱材を露出させた状態の写真

配管パイプカバーボロボロになっているのが分かります。

さて、続き。テープが生き残っているので、後は引っ張って剥がそうとするも

外壁の穴から伸びる2本の配管に巻かれたテープを手で剥がそうと引っ張っている状態の写真

ん?!剥がれない?!

どうやら



テープが巻かれていたみたいです。

これでは雨水が入ってしまう!!!

どうりで、ボロボロになる訳だわ。

とりあえず、テープを剥がすべく下から剥がしました。

室外機から伸びる2本の配管に巻かれたテープを手で剥がそうと引っ張っている状態の写真

まきまきまきまきっ。

途中には配管パイプカバーを束ねるビニルテープも巻いてありました。

古い配管の断熱パイプカバーを2本束ねているビニルテープ部分の写真

④配管パイプカバーを剝がします。

まず、室外機のフタを開けるべくネジを外します。

室外機側面の配管接続部カバーのネジをドライバーで外そうとする人の写真

外れました。
配管下の根元が出てきましたね!

室外機側面の配管接続部カバーを外し接続部が露出した写真

ボロボロパイプカバーカッター切れ目をいれていきます。

配管(銅管)を傷つけないよーに。

外壁の穴から伸びる配管の断熱パイプカバーにカッターで切れ目を入れている人の手の写真

ボロボロパイプカバーを外していきます。ベリベリベリベリッ。

外壁の穴から伸びる配管の断熱パイプカバーを、カッター入れた切れ目から剥がして、中の銅管を露出させていっている人の手の写真

同様に2本目のパイプカバーも下まで外したのがこんな感じ。

配管(銅管)、だいぶ酸化していますね。古い10円玉状態。

パイプカバー根元の部分もキレイに剥がします。

外壁の穴から伸びる2本の配管の根元部分の断熱パイプカバーを剥がしている人の手の写真

剥がし終わりました。

外壁の穴から伸びる2本の配管の根元部分の断熱パイプカバーを剥がし終わった状態の拡大写真

⑤新しいパイプカバーを付けていきます。

パイプカバー

筒状

になっているので、カッター切れ目を入れます。

購入した筒状の新しい断熱パイプカバーに端からカッターで切れ目を入れている手の写真

どんどん入れて端っこまで。

購入した筒状の新しい断熱パイプカバーに端からカッターで切れ目を入れていき、中間部分まで切れ目を入れ続けている手の写真

端から端まで切れ目を入れたら、配管にかぶせていきます。
こんな感じにパカッと。

外壁の穴から伸びる配管の露出した銅管部分に、カッター入れた切れ目を入れた筒状の新しい断熱パイプカバーを端からはめる人の手の写真

端っこまで。

カッター入れた切れ目を入れた筒状の新しい断熱パイプカバーを、露出した銅管にはめている人の手の、室外機の接続部分の近くの写真

断面はこんな感じ。

露出した銅管に、カッター入れた切れ目を入れた筒状の新しい断熱パイプカバーをはめ終わったところの端の断面写真

もう片方も同様に。

外壁の穴から伸びる配管の露出した2本目の銅管部分に、1本目と同様にカッター入れた切れ目を入れた筒状の新しい断熱パイプカバーを端からはめる人の手の写真

両方の端っこはこんな感じ。

2本の銅管に、カッター入れた切れ目を入れた筒状の新しい断熱パイプカバーをはめ終わったところの端の断面写真

⑥配管用テープを巻きます。

まずは上の端っこビニルテープを巻きます。
位置ずれ防止ですね。

外壁の穴から伸びる、断熱パイプカバーをはめた2本の配管の根元部分をビニルテープを巻き付けて固定しようとする人の写真

配管用テープはこんな感じ。非粘着性です。

配管用テープを本体から少し剥がしてテープ部分を手のひらで少し折って載せた写真

のびーる素材です。

配管用テープを本体から少し剥がしてテープ部分を指で引っ張り伸縮性があることを示した写真

配管用テープ

下→上

に巻き付けていきます。

銅管に新しい断熱パイプカバーをはめた配管に、配管用テープを下から上に巻き付けている人の手の写真

パイプカバー切れ目が開かないようにしっかりと。

もう片方も同様に

下→上

に巻き付けていきます。

銅管に新しい断熱パイプカバーをはめた配管の端から、配管用テープを巻き付けようとしている人の手の写真

上の根元のところになると、テープロールが入らなくなるので、切って巻き付けました。

肩にテープを垂らしながら、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめた配管に、配管用テープを下から上に巻き付けている人の写真

肩にべろーんと垂らしてがんばっています。

んで、完成。

銅管に新しい断熱パイプカバーをはめた配管に、配管用テープを巻き付け終わった状態の、外壁の穴から伸びる根元部分の写真

無事、壁穴部分までの巻き付けが完了しました。

2本の銅管に、カッター入れた切れ目を入れた筒状の新しい断熱パイプカバーをはめ終わったところの端の断面写真

購入したパイプカバー2メートルで、我が家の銅管には足りていないので、もう1本買ったやつをいい感じの長さに切って追加します。

エアコンの室外機の裏側を通る配管の写真であって、購入した新しい断熱パイプカバーの長さが足りず、依然むき出しになっている1本目の銅管部分に、追加の新しい断熱パイプカバーをはめている人の写真

そしてまた根元の部分から

下→上

に巻き付けていきます。

室外機の根元部分から配管用テープを巻き付けていっている人の写真

接合部分は特にしっかり巻き付けました。

配管用テープを巻き付けた断熱パイプカバー同士の接合部分に配管用テープをさらに巻き付けて補強している人の手の写真

もう片方も同様に。

依然むき出しになっている銅管の長さに合わせて、追加の新しい断熱パイプカバーをカッターで切っている人の写真

切って、

エアコンの室外機の裏側を通る配管の写真であって、購入した新しい断熱パイプカバーの長さが足りず、依然むき出しになっている2本目の銅管部分に、追加の新しい断熱パイプカバーをはめている人の写真

取り付けます。配管用テープも1本目と同様に巻き付けます。

⑦配管をビニルテープで束ねます

まず、パイプカバー接合部分ビニルテープを巻き付けて固定します。

エアコンの室外機の裏側を上から見た写真であって、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管をビニルテープで束ねている人の手の写真

さらに上の根元もビニルテープ固定
配管2本ドレン管3本をまとめて固定です。

外壁付近で、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管をビニルテープで束ねている人の手の写真

2本の配管ドレン管が分岐するところもビニルテープ固定

エアコンの室外機の裏側で、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめた2本の配管とドレン管の3本の管をビニルテープで束ねて、ドレン管だけ別方向になるよう調整している人の手の写真

何ヶ所か束ねて完成。

エアコンの室外機の裏側を右側面から見た写真であって、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管をビニルテープで3ヶ所束ねた状態の写真

⑧束ねた配管に配管用テープを巻きます

もちろん

下→上

に巻き付けていきます。

エアコンの室外機の裏側を上から見た写真であって、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管をまとめて、配管用テープを巻き付けていく人の手の写真

途中からドレン管も一緒に巻き付けます。

エアコンの室外機の裏側を上から見た写真であって、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管とドレン管の3本をまとめて、配管用テープを巻き付けていく人の手の写真

上の根元まで配管用テープをしっかり巻き付けます。

配管を通す外壁の穴付近の写真であって、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管とドレン管の3本をまとめて、配管用テープを巻き付けていく人の手の写真

配管用テープ端っこビニルテープで固定します。

配管を通す外壁の穴付近の写真であって、銅管に新しい断熱パイプカバーをはめて配管用テープを巻き付けた2本の配管とドレン管の3本をまとめて配管用テープを巻き付けた後、ビニルテープで固定しようとする人の手の写真

配管用テープ自体は粘着性がないためベロンとなって剥がれてくるので。

⑨配管室内に通すパテで塞ぎます。

パテをこねます。

アイボリー色のエアコン配管用シールパテをこねている人の手の写真

ねんどみたいですね。

アイボリー色のエアコン配管用シールパテをこねて伸ばして曲げている人の手の写真

伸ばしてU字型に。

アイボリー色のエアコン配管用シールパテを蹄鉄の形に成形した写真

馬に付ける蹄鉄みたいな形ですね。

パテで塞ぎます。

配管を通す外壁の穴を、蹄鉄の形に成形したアイボリー色のエアコン配管用シールパテで塞ごうとしている人の手の写真

キレイにならします。

配管を通す外壁の穴を、蹄鉄の形に成形したアイボリー色のエアコン配管用シールパテで塞ぎ終わって、表面の凹凸を平らにしている人の手の写真

パテ完成。

配管の修繕が終わった後、エアコンの室外機を右側面から見た全体像の写真

室外機フタをを閉めます。

室外機側面の配管接続部カバーをドライバーを使ってネジで固定しようとする人の写真

完成!

こんな感じで、すっかりキレイになりました♪

全体像はこんな感じ。

配管の修繕が終わって配管接続部カバーを取り付けた後、エアコンの室外機を右側面から見た全体像の写真

室外機裏配線を上から見たところ。

配管の修繕が終わった後、エアコンの室外機の裏と外壁との間の配管を上から見た写真

室外機との接続部分配線はこんな感じ。

配管の修繕が終わった後、エアコンの室外機の配管接続部カバーから伸びる配管を斜め上から見た写真

キレイに巻けました!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ボロボロだった配管カバーがすっかりピカピカになりました。

1時間半ほどの作業

完了できましたよ!

配管カバーがボロボロになった際はぜひやってみてください!